目次
アレックス ウェスカー とは バイオハザード リベレーションズ2 時系列考察解説
アレックス ウェスカー とは
ウェスカー計画の13人の中で1番できるナンバー12のウェスカー。スペンサーの昔からのお気に入り。
しかしながらスペンサーの老化をみたアレックス(とアルバート)はスペンサーに従う意味などない、自分こそが神になるという考えになりスペンサーのもとを離れる。
アレックスウェスカーの場合、スペンサーの老化を止める研究をすると言い研究環境を「ソニドデ・トトーガ島(ヘヴンリーアイランドの舞台)」に作らせ、1年間の研究の後、研究成果等を全て持ち逃げしリベレーションズ2の舞台であるザインへ行く。
廃れきっていたザインで様々な施設開発をしており島が活気づき、エフゲニー(モイラ編のおじさん)にも仕事ができたり島の住民からは救世主と呼ばれるようになる。なお、エフゲニーはアレックスのことを怪しんでいる。
しかしながらウイルスの開発のために行っていたことでありそのことに気づいた島民は脱出を試みたり真実の公表をしようと奮闘するが島民は聞く耳を持たない。
その調子でアレックスウェスカーは島を完全に支配することに成功する。その後、実験体を集めるため研究所で働く人を募集。給料も高く人が集まる。なおその人たちが帰ってくることは無かった。崩壊していく島の異変に気付く島民が増えていったが時既に遅し。注射を既に打たれており発症。
アルバートウェスカーの訃報を聞いたアレックスは転生の儀の準備を急ぐことに。
ナタリアに転生することに成功したアレックスウェスカーだったが死ぬ寸前、恐怖という感情を抱いてしまい発症。本来死ぬはずだった転生前の体は死ぬことなく生きながらえる。半年間島でナタリアへの殺意を抱きながら過ごす。
ナタリアを殺害しようとするもナタリアの中にいる転生したアレックスウェスカーの方が力が強く殺すことができない。最終的に兄と慕うアルバートウェスカーの開発したウロボロスを投与し同じ運命を辿る。
モイラ・バートンとバリー・バートンとクレア・レッドフィールドによりアレックスウェスカーは倒される。
アレックスウェスカー、彼女の肉体は既に死亡しているがナタリアに転生したアレックスの精神はまだ生きている。少女の体に転生したアレックスウェスカーの体はいま20歳程。彼女は何を企み何をしようとしているのか。その真意ははかりかねない。
アレックス ウェスカー とは バイオハザード リベレーションズ2 時系列
1998年
8月28日
プロジェクトW報告書を書く。被検体ナンバー13アルバートウェスカーが洋館事件で死亡と報告。
9月
治験と誘いサミュエルを、アンブレラ社とRPDの癒着を捜査していたジャニアリーを、ルームメイトの記憶障害を調査中にヴァレリーを、アンブレラ社の工場火災に行ったタイローンを、通報を受け現場に向かったベッカを、スペンサー記念病院の修理に向かったマーティンを実験施設に送りラクーンシティで実験を行う。プロトタイプのフォボスを被検体に投与し恐怖に対する実験を行う。部下のダニエルがメインで行っていたがアレックスも参加する。
1999年
アレックスがスペンサーに研究がしたいという。
南洋に浮かぶ孤島「ソニドデ・トトーガ島」の元軍事施設を再利用してアレックスウェスカーが研究を始める。
~一か月後~
アレックスウェスカーが被験体を全て使い切り被験体の追加スペンサーに報告する。アレックスウェスカーが「喜んでください、実験は順調です」とスペンサーに報告する。
2000年
改良ウイルスを手当たり次第被検体に投与。
スペンサーがアレックスウェスカーから実験が成功したとの報告を受け取る。そしてスペンサーがパトリックとワインを飲む。
~次の日~
アレックスウェスカーが部下と被検体と研究資料とウイルスを持ち去る。
ザインへ。
7月19日
鉱山に新しい施設を作る。救世主や聖母と呼ばれはじめる。
2006年
アルバートウェスカーがスペンサーの命を奪う。
2009年
3月
アルバートウェスカーの訃報を聞く。転生の儀の準備を始めるようにスチュアートに告げる。
「私には躊躇している時間などない・・・」と焦り始める。
7月19日
島中に病を患った人があふれる。
11月8日
11人の実験体に腕輪型特殊センサーを装着させ本番に近い形で観察。全員が恐怖に耐えられなかったため死亡。
2010年
1月24日
t-フォボスが完成間近。精神的な強い負荷によって発症する仕組みが実現する。実験体の抗体率が2%以下。
2月8日
実験体の死骸30体を採掘場に廃棄処分するように指示が出る。
2011年
6月
某日…クレア達が誘拐される。
クレア編スタート
ナタリアを誘拐し転生の儀を始める。
モイラが銃を使用する。
ナタリアの中にアレックスの人格が移植される。
アレックスウェスカーが自害する。(失敗しており発症)
~半年間~
モイラがおじさんと生活を始める。
ナタリアの中に別人格アレックスが現れ始める。
クレアが発見され救出される。バリーがモイラの捜索を始める。
12月
アレックスの人格がナタリアの中でナタリアの人格を攻撃していく。
バリー編スタート。
アレックスがナタリアとバリーを監視する。
アレックスとナタリアとバリーが出会う。
12月25日
アレックスがナタリアへの怨念を吐き出す。
アレックスがウロボロスを投与し怪物になる。
モイラによりアレックスが怯む。
クレアレッドフィールドが到着。
アレックスが完全に死亡する。
2013年
6月
最終的にナタリア・コルダの体に転生したアレックス・ウェスカーはカナダにあるバリーバートンの家で意味深なセリフを言う。
アレックス ウェスカー とは バイオハザード リベレーションズ2 時系列考察
アレックスウェスカーがソニドデ・トトーガ島へ向かったのはいつなのか?
バイオハザードヘヴンリーアイランドの舞台にもなったソニドデ・トトーガ島です。アレックスウェスカーが実験していたということになっていますがいつなのでしょうか?今のところ正確な時期は明かされていません。あくまでも199年代。1998年のバイオハザード1の事件について報告書を出しているということからラクーン事件以降の話だと考えられます。
この時点で1998年か1999年しかありません。
2000年の7月にアレックスがザインにいるということが分かるのでそれよりも前に実験が行われていたということになります。物語としてもスペンサーがアレックスがトンズラしたという話を聞いた日がアレックスの逃げた日だと考えるとスペンサーの手記には1年間の時間の流れがあるので最低でも1年は開ける必要があります。
ただ、時系列的に考えてスペンサーの手記3と4は同じ年だと考えれます。手記の中で一か月後、一年後という時間が経過している流れで時間が表示されていないという点を考慮して考えていくと一年が経過してそこからの話であると考えられます。ということは逃げたのは2000年なのでその一年前が1999年ということになります。
つまり1999年にアレックスはスペンサーに研究がしたいと申し出、その後ソニドデ・トトーガ島へ行き実験を行った。そして1年後、2000年にソニドデ・トトーガ島を捨て研究成果を持ち逃げし、ザインへ行く。
クレア編はいつなのか?
クレア編がいつなのかを考えていきます。作中一切時期についてわかる描写はありません。
バリー編はいつなのか?
バリー編がいつなのかを考えていきます。作中一切時期についてはわかる描写はありません。
リベレーションズ2の本当の意味
バイオハザードリベレーションズシリーズには共通して真実という意味がありますが実はバイオハザードリベレーションズ2のリベレーションズにはもう一つ意味があります。
アレックスウェスカーがヤテベオを使う理由
バイオハザードレジスタンスで使用できるアレックスウェスカーのBOWヤテベオ。実はヤテベオという名前にも意味深な意味があります。
抗体率2%
2010/1/24
バイオハザードリベレーションズ2/臨床実験記録
試験ウィルス「t-Phobos」は、完成まであと一歩。
先の改良によって、t-ウィルスの持つ致死性は抑制され、「精神的な強い負荷によって発症する仕組み」は、みごとに実現された。
また、実験体の抗体率も2%以下と、目標値を達成している。
我々に与えられた時間はあと少し。本番は近い。ミスは許されないのだ。
実験体の抗体率が2%以下。つまり、100人に2人は発症しないということである。作中ワクチンらしきものが存在しないがクレア・レッドフィールドとモイラ・バートンは発症していない。特にモイラ・バートン作中発症することなかったとあるがナタリアを見てみると実は終始赤い状態、つまり発症しているということ。ということはモイラはウイルスの恩恵を受け生き返ったのかもしれない。
研究を持ち逃げした理由
上記解説で「スペンサーの老化をみたアレックス(とアルバート)はスペンサーに従う意味などない、自分こそが神になるという考えになりスペンサーのもとを離れる。」と書いているが実は本編ではそうであるとは言ってません。この部分は最終的にアレックスが言いたいことはこういう事だ、ということです。
バイオハザードリベレーションズ2の作中ではスペンサーの後を継ぐ的なことをファイルなどから明らかになりますがもし、本当に後を継ぐというのであれば研究を持ち逃げしたりしません。
つまりスペンサーの後を継ぐという内容に含まれるのはスペンサーの考えを継ぐということです。この解説が若干意味が分からなくてもアルバートウェスカーで考えたらめっちゃ簡単です。私が引き継ぐとかどうとか言ってましたがグサッと殺しました。つまりそういうことです。
アレックス ウェスカー とは バイオハザード リベレーションズ2 時系列考察解説 終わりに
不老不死の体を手に入れ神になろうとしたスペンサー。新世界の神になろうとしたアルバート・ウェスカー。その意志を継ぐアレックスウェスカー。自らが神になろうとしたした時、恐怖という感情の前に怖じ気付き二人のアレックスウェスカーが生まれることになる。
一人は醜い体でもう一人の自分をこの世から消そうとする心が闇に染まったアレックスウェスカー。もう一人は少女ナタリアの体に転生しさらなる野望を抱きながらその時をうかがう悪魔になる。
スペンサー、アルバート、アレックス、この3人は自らを神の資格を持つ、人間を超越した存在だと勘違いした結果、人間という生き物としての感情―焦りや恐怖に打ち勝てなかった憐れな人間である。