目次
ナタリア・コルダ とは バイオハザード リベレーションズ 2 時系列考察解説
ナタリア・コルダ とは
バイオハザードリベレーションズ2に登場した謎の少女。
クレアやモイラが発見したぬいぐるみを持った少女。クレア達と同じく腕輪を付けられているようだが・・・
収監所で発見したあと市街地でクレアとモイラと一緒に行動する。しかし突如姿を消す。クレアと行動を共にする少女はよく姿を消す傾向にある?
半年後-バリーが単独でこの島に上陸した時、ナタリアコルダがバリーの目の前に現れそれ以降バリーと一緒に行動する。どうやら敵の気配を察知できるらしい。
彼女の落ち着いた表情は何か隠しているようにも思えるが・・・
クレアとモイラと出会ったときに持っていたぬいぐるみが無くなっているが・・・?
ナタリア・コルダ とは(ネタバレあり)
バイオハザードリベレーションで登場したテラグリジアに両親と一緒に住んでいた少女。
テラグリジアパニックで両親を目の前で亡くし「恐怖」という感情が欠落している。のちにテラセイブが行った聞き取り調査でテラグリジアパニックについてきれいだったと話している。なお、恐怖という感情が欠落しているだけで逃げまどったりする精神状態にはなる。
その後はテラセイブに保護され施設で過ごす。テラグリジアパニックを起こしたモルガンの右腕である元FBCの現テラセイブのニールにぬいぐるみを貰いそれ以降そのぬいぐるみを手放さない。
ニールは、このナタリアコルダの境遇に目を付け今回の計画の適合者であると考えスチュアートに報告をする。
こうしてアレックスウェスカーの転生先の器の第一候補に選ばれることになる。
クレア編が始まる。
収監所で発見された後市街地でクレアとモイラと一緒に行動する。クマのぬいぐるみロッティを放さずに持っている。その後ニールがナタリアを連れ去りクレアとモイラの前から姿を消す。
そして転生の儀が行われナタリアが半年間の眠りに入る。(クレアEP3エンディングエレベーターと同時期)
半年後、ナタリアは目覚め黒ナタリア(アレックスウェスカー)と一緒にロッティ(アレックスウェスカー)を探す。この描写はナタリアの精神を疲れさせアレックスウェスカーがナタリアの精神を乗っ取ることに目的がある。この時点ではナタリアの精神を乗っ取ることに失敗している。
バリー編が始まる。
時折ナタリアが体内で黒ナタリアと会話できる意識の中にいることが分かる。中盤、ナタリアコルダの中に目覚めたアレックスウェスカーが本物のアレックスウェスカーを威圧し退けることに成功している。着実にナタリアの中に眠るアレックスウェスカーの精神が強くなってきている。
最終的にナタリアがバリーの家に保護されることになるが意味深なセリフで最後を迎える。
ナタリア・コルダ とは バイオハザード リベレーションズ 2 時系列
2004年
テラグリジアパニックによりナタリアコルダの隣人が大量に殺される。さらに両親が目の前で死亡する。これによりナタリアコルダの中の恐怖という感情が無くなる。
そしてこの事件により親族を全て失ってしまったためテラセイブの施設で生活することになる。
2005年11月
リベレーションズ1の本編。
これ以降ニールがテラグリジアパニックの再現を計画する。アレックスウェスカーに近づき計画を進めていく。ニールは主にスチュアートと連絡をとっていた。(2009年ぐらいから)
2011年6月
リベレーションズ2クレア編
市街地にいるナタリアがクレアとモイラに発見される。
その後ニールに出会い連れていかれる。
アレックスが転生の儀を開始する。ナタリアが半年間眠る。
2011年12月
転生の儀から目覚めたナタリアがもう一つの精神アレックスウェスカーと共にロッティを探す。(幻覚内の話)
2013年6月
バリーの家で意味深にカフカの一節を読む。
ナタリア・コルダ とは バイオハザード リベレーションズ 2 時系列考察
転生の儀とは
転生の儀の問題点
転生の儀は最終的に成功したと思われるが、二つ問題点がある。それが「幼過ぎる点」「精神が強すぎる点」である。
黒いナタリアの正体とロッティの正体
EX2小さな女に登場する黒いナタリアと動くぬいぐるみロッティです。こちらは 両方ともアレックスウェスカーの精神の化身です。黒いナタリアは発言から明らかにアレックスウェスカーの精神であることが分かります。
ちなみにEX2のストーリー中に描かれる世界は全て幻覚です。ナタリアは実際にあの場所を移動していますが、見えている世界は幻想です。だから、クマのぬいぐるみロッティが動きます。そしてこれを動かしているのがアレックスウェスカーの精神です。
基本的にはナタリアの精神世界の会話を聞いているというものです。
EX2小さな女のストーリーの意味
このEX2小さな女のストーリーの意味を考えていきます。
EX2 小さな女 Little Miss バイオハザード リベレーションズ2 題名 考察
ナタリアの名前の由来
ナタリアという名前の由来を調べてみた。
神の誕生 ナタリア コルダ バイオハザードリベレーションズ2考察
クレア編はいつなのか?
クレア編がいつなのかを考えていきます。作中一切時期についてわかる描写はありません。
バリー編はいつなのか?
バリー編がいつなのかを考えていきます。作中一切時期についてわかる描写はありません。
リベレーションズ2の本当の意味
バイオハザードリベレーションズシリーズには共通して真実という意味がありますが実はバイオハザードリベレーションズ2のリベレーションズにはもう一つ意味があります。
腕輪の謎
ナタリアコルダの腕輪をしっかりと見たことがありますか?
クレア編冒頭のクレアを見てみると緑色の腕輪ということが分かります。そして物語を進めていくとオレンジ色になります。
そしてモイラがニールの違和感に気づきますよね。(腕輪を見てください。敵と戦闘しているにもかかわらず緑色です。)そしてニールが実は暗躍していたということが分かるわけです。つまり腕輪は何かしらの意味を持って今作は登場、描写されているということです。
意外と見落としをしている人も多いと思いますがこのゲームは腕輪が謎に映ります。必要以上に映ります。
腕輪の色には設定が存在しており、
実験体の状態を表すセンサーは、アドレナリンとノルアドレナリンの分泌量による“恐怖”の度合いによって色が変化する。
バイオハザードリベレーションズ2/実験に際しての注意事項
緑:平常
橙:緊張
赤点滅:恐怖
赤:発症
という4つのパターンが存在します。そしてナタリアを見てみましょう。
おやおや・・・赤色といえば、発症です。しかしナタリアは発症することなく人間のままの姿をしています。ちなみにこのシーンはEP2のクレア編なので転生の儀はまだ行われていません。つまりナタリア自身ということです。
これが表すものは二つあり、ナタリアは恐怖という感情を欠落しており恐怖という感情がないということ、そして恐怖以前にこのTフォボスに対して抗体があったということと考えられます。
そう考えるとファイルに書かれていることとストーリーの辻褄もあうのでこの二つの意味が込められていると考えられます。
ちなみにもう一人、赤色の腕輪になったにも関わらず、クリーチャーにならなかった人物がいますね・・・それはまた別の記事で。
モイラバートンが死亡しなかった理由 バイオハザードリベレーションズ2 考察
ナタリア・コルダ とは バイオハザード リベレーションズ 2 時系列考察解説 終わりに
ナタリア・コルダの中に生まれたアレックス・ウェスカーの精神。ナタリアは本当にアレックスウェスカーに飲み込まれてしまったのか?ナタリアコルダの精神は強いという話もある。
悪い笑みを浮かべるアレックスウェスカーとしてのナタリアコルダではなくテラグリジア事件の前のかわいい少女の笑顔で癒されたいですね。
あとがき
今回は腕輪とぬいぐるみロッティを中心に考えてみました。アプローチの仕方が少し変わったところからしてます(笑)でも腕輪を見てみると怖いですよね。ニールの件もあるし