EX2 小さな女 Little Miss バイオハザード リベレーションズ2 題名 考察

EX2 小さな女 Little Miss バイオハザード リベレーションズ2 概要

半年後アレックスウェスカーがナタリアコルダの体を乗っ取るはずだったのに完全に乗っ取っていないためじわじわとナタリアコルダの精神を攻撃していくというお話。

EX2 小さな女 Little Miss バイオハザード リベレーションズ2 考察

邦題 小さな女 の意味を考える

小さな女ということは小さい女性のことを表していると考えられます。つまりナタリアではなくアレックス、黒ナタリア「小さい女=転生アレックスウェスカー」という風にとらえられます。

そもそもですがこの「小さな女」という題名はフランツ・カフカの「小さな女」に由来するものです。

この短編の主に登場するのは語り手である「わたし」と語り手によって「小さな女」と呼ばれるおそらく若い女性

http://oceanic.blog70.fc2.com/blog-entry-460.html

ということはこのストーリーにも二人の人物が出てくるので小さな女というのはカフカに由来した題名であるとわかります。

英題 Little Miss の意味を考える

Little Miss、恐らく先ほどの邦題から小さな女という意味で正解と思われます。

実際、リトルには少し、小さなという翻訳が可能ですし、ミスというとお嬢さんというような翻訳が可能です。(ミス〇〇やミセスみたいな使い方がわかりやすいですね。)なので小さなお嬢さん→小さな女と解釈ができます。

日本人じゃなくて海外向けに英題を付けただけなんじゃ?という感じなのかもしれませんが少し違和感がありませんか?小さな女、これを直訳すると普通は、Little WomanやLittle Girlになりませんか???もしも僕が中学で英語を習いたてだったらこっちのリトルウーマンやリトルガールと書きます。

※中学生が見ている可能性は低いと思いますけど、単数の場合はしっかりとaを始めに付けましょう。ケアレスミスで点マイナスされるよ!a Little Womanこれが正解

Gogle 翻訳 小さな女
Gogle 翻訳 小さな女

ということはわざわざリトルミスという副題を付けていると思われます。つまり、ここに意味があるということです。

Eine kleine Frau ドイツ語

そもそもですが邦題はカフカの「小さな女」に由来しています。ということは原題もあるはずです。調べてみました。

フランツ・カフカはドイツ語で本を書いています。そしてこの「小さな女」の原題がEine kleine Frauです。意味はそのまま小さな女であっています。正確には小さな女性という意味合いです。

ドイツ語でEineは不定冠詞(英語における“a”)の女性形の主格、kleineは「小さな」の意の形容詞kleinの女性形の主格

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%8F%E3%83%88%E3%83%A0%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%82%AF#:~:text=%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82-,%E9%A1%8C%E5%90%8D,%E6%9B%B8%E3%81%8D%E4%BB%98%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

[Mrs.またはMadam に当たるドイツ女性の敬称用いて夫人.

https://ejje.weblio.jp/content/Frau

特にここまでは問題ありませんが、邦題がこのカフカに由来しているなら英題もカフカに由来しているのでしょう。

・・・なんと!違うんだな!

なんと「A Little Woman」。まさかの中学生レベルの名前だった!(笑)

ということは副題というほうが正解なのでしょうか?しかしバイオハザードリベレーションズ2の英語表記ではタイトルは「Little Miss」です。ん?イマイチわかりません。どういう経緯で題名を考えたのかわかりませんが、英語ではカフカの名前ではなかったということでしょうか?

ここでこのエピソード以外のタイトルも変更されているのか気になったので調べてみました。

こちらがバイオハザードリベレーションズ2で使われている題名です。
・流刑地にて:Penal Colony
・観察:Contemplation
・審判:Judgment
・変身:Metamorphosis
・ある戦いの記録:The Struggle
・小さな女:Little Miss

これらの元ネタを探していきます。

そしてこちらがもとになったカフカの作品です。
・流刑地にて:In the Penal Colony
・観察:Contemplation
・審判:The Judgment
・変身:The Metamorphosis
・ある戦いの記録:Description of a Struggle
・小さな女:A Little Woman

よく見てみると基本的には邦題に沿った省略形で書かれているということが分かります。そして比べてみると見えてきますね!この小さな女だけ変更されているのが見てわかります!

ということはあえて変えているという可能性が高くなってきました。

逆に邦題をいったん忘れてみましょう。リトルミスと聞いてまず何が思い付きますか?リトルミス。リトル、ミス。リトル→小さな、ミス→失敗。

そう、「小さな失敗」です!

※MISS=失敗というのは正確には誤用です。失敗はミステイク:mistakeです。失敗するはmake a mistake 。ちなみに英語できる人ほどこういう点を細かく分けたがるのですが日本語って許容範囲半端ない言語です。MISSという意味は

「取りそこなう、取り逃がす、乗りそこなう、間に合わない、会いそこねる、(…を)見つけそこなう、見落とす、(…を)聞きそこなう、聞きもらす、見逃す 見落とし」

https://ejje.weblio.jp/content/miss

となっていますが、全部失敗したと訳せます。つまり日本語のミス:失敗するをMISSとは訳せないがMISSはミス:失敗と訳せるということです。が細かい話を気にしてこれ以降の考察の根拠がぐらついてもしょうがないので意訳ではなく翻訳にしておきます。

というわけで翻訳すると「小さな見落とし」です。

何を見落としたのでしょうか?小さな見落としとは何なのでしょう?

転生の儀の懸念

小さな見落とし」と考えてストーリーを見ていくと転生の儀に懸念があったことが分かります。

転生の儀は最終的に成功したと思いますが、二つ問題点ありました。それが「幼過ぎる点」「精神が強すぎる点」です。

唯一の欠点は、少しばかり幼すぎることだが、それもやがて時間が解決する。

バイオハザードリベレーション2/ニール報告書

その肉体に転移した聖母様を抑えつけるほどに、彼女が、強い精神力を有していたとしたら…?

バイオハザードリベレーション2/スチュアートの覚書/ナタリア・コルダ

ということは問題点を軽んじたことを指しているのかもしれないと考えられる。

小さな女のエンディング

ロッティ:予想外だったよ!ムカつくガキめ!この僕が抑え込まれるなんてね!
黒ナタリア:器が満たされるのは…もうしばらく先のようね・・・
(この二人はアレックスウェスカーの精神らしい演出があります)

ここで通常のナタリアに戻ります。もうこのことを言っているようにしか思えません。(ちゃんと考察してください( `ー´)つペシ)

セリフの意味を考えると、アレックスウェスカーが本来完全にナタリアコルダになるはずだったのに失敗しているということが分かります。「予想外だったよ」ということは本来こうなるはずじゃなかったということですよね。「この僕(アレックスウェスカー)が抑え込まれるなんてね」ってことはナタリアの精神力があまりにも強かったことを示唆していると考えられますよね。そして「もうしばらく先のようね・・・」というのはつまりまだ精神の転移は完全には完了していなかったということ。

先ほどの懸念していたことが見事に的中しています。アレックスウェスカーあなたは見落としましたね。

見落としと考えるとプレイヤーの見落としシステムがある

見落としというものでストーリーを見てみましたが、皆さんこのバイオハザードリベレーションズ2をプレイしていた時見落としをしていませんでしたか?昔のバイオハザードシリーズのように探索があるわけでもありません。基本的には一本道で進む物語でした。普通に進めていきエピソード4まで終わりました。



何か見落としていませんか?



モイラとナタリアを全然使っていない人が当てはまるのではないでしょうか?
いやモイラとナタリアを使っていても見落としているのではないでしょうか?

そうです、「擬態幼虫」と「カフカの図面」「仕掛け箱」と「ミリタリーボックス」を見落としていませんでしたか?

バイオハザードシリーズの中でも見つけなければならないものが一番多かったのではないでしょうか?さらにアイテムもナタリアセンスとライトで見つけなければ後半少し詰みますよね。

こうしてみるとストーリーだけでなくシステム/プレイヤーにも見落としがありました。

EX2 小さな女 Little Miss バイオハザード リベレーションズ2 終わりに

バイオハザードリベレーションズ2の「小さな見落とし」っていろいろな意味があるのではないでしょうか?ある意味小さな見落としが複数重なって今回の事件が起きたと言っても過言ではありません。

ニールは自分の計画が成功すると信じていたがアレックスウェスカーは全てを知っており逆に利用されているだけだった。そしてテラグリジアパニックの再現をすることは叶わなかった。

アレックスウェスカーは自害する際、人間としての感情―恐怖を感じてしまった。そしてその体は醜い体へと変貌しナタリアへの怨念を抱きながら生きながらえている。

アレックスウェスカーは半年間でナタリアに転生できると信じていた。しかし実際は半年以上の期間が必要でなおかつ本来使用できないはずの黒ナタリアの能力であるナタリアセンスが使えるようになっている。つまり強い精神力によって黒ナタリア―アレックスウェスカーは封じ込められているのである。

アレックスウェスカー小さな見落とし―little Miss

希望エンドとはどういう意味なのだろうか?希望に満ち溢れたといえるのであろうか?本当にあの分岐が希望なのであればアレックスウェスカーに乗っ取られてしまったナタリアの中にナタリアの精神は今もなお心のどこかで生きているのかもしれない。

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