ネメシスとは何なのか?バイオハザードRE3/3 考察解説

追跡者ネメシスとは

ネメシス第一形態ロケットランチャー
ネメシス第一形態ロケットランチャー

知性に特化したネメシスと呼ばれる寄生生物NE-α型量産型タイラント(2のタイラントT-103)の脳を制御させることで、Tウィルスの欠点ある知性の低下をカバーすることに成功したB.0.W.。正式名称はネメシス-T型

アンブレラヨーロッパによって開発された。

見た目が美しいハゲのタイラントから大きく変貌している原因はネメシスが分泌する細胞賦活成分の影響である。

ちなみに、一般的には細胞賦活成分はアンチエイジング用語のようなものです。細胞の働きを正常化し細胞の生まれ変わりを促進させる働きが期待できます。なのでこの場合は異常に細胞が増殖してるんでしょう。最終的にそうなりますし。

NE-α型に脳を支配させることで知性の低下を防ぐことに成功しているので、敵と味方の区別判断の切り替えが可能。バイオハザード3ではジルの仲間という判断をしてニコライを殺害した。

ニコライ殺害
ニコライ殺害

また、ロケットランチャーやガトリング、火炎放射器といった銃火器を状況に応じて使いわけることさえも可能。

ネメシス第一形態火炎放射器
ネメシス第一形態火炎放射器
ネメシスデザインスケッチ2
ネメシスデザインスケッチ2

全身を包むコートは防弾・耐爆仕様である。ただし、ちょっと燃えただけでボロボロになるので意外と直接的な火には弱い?(バイオハザードRE3/RE2)

また、万一の暴走を抑える拘束衣としての役割をも果たしている。しかしBOWが暴走する時には基本的に燃えてなくなっているので意味はない。あくまでも通常時の命令を絶対に聞かせるためのコートだろう。

バイオハザード3では冷凍弾が効果抜群なので冷え性なのかもしれない。ということは防弾耐爆コートは寒いから?(笑)

ネメシス-T型には形態が存在するがダメージによるコートの損傷、溶解液による損傷によるものである。Gバーキンのように進化しているわけではない。あくまでも進化に近い再生と環境適応である。


追跡者ネメシス-T型第1形態第一形態

ネメシス第一形態
ネメシス第一形態

1998年9月28日。ラクーンシティにいるS.T.A.R.S.隊員の生き残りを抹殺するためにヘリから投下。

捜索範囲はラクーンシティに限定されておりジルとブラッドの捜索を始める。

投下直後は顔までラッピングされていたがジルが乗っていた車が落下したあと爆発した影響でなくなっている。

あの爆発で顔だけなくなっているのは不自然だがネメシスも邪魔だと思っていたので脱ぎ捨てたのかもしれない。

ブラッドを殺害後はそこにいたジルに目標を変える。

ネメシス第1形態警察署ブラッド
ネメシス第1形態警察署ブラッド

ジルとの戦闘により完全に上半身のコートが無くならなければ第1形態といえる。

ネメシス時計塔ロケラン
ネメシス時計塔ロケラン

またほかの生物にNE-αの一部を寄生させることでNE-α寄生体を生み出すことが出来る。

NE-α 寄生体
NE-α 寄生体

追跡者ネメシス-T型第2形態

ネメシス第二形態時計塔
ネメシス第二形態時計塔

上半身のコートを失った状態のネメシス-T型。

NE-α型の分泌物は通常のタイラントをはるかに越える再生能力を持つ。つまりネメシス-T型はタイラントが持つ再生能力とNE-α型の持つ再生能力の2つを持っているわけである。

それはいいことだけではない。別々の生物が体内に共存しているネメシス-T型の遺伝情報は維持こそしているものの安定はしておらず体の傷を再生していく中で、お互いの再生能力が重なり加速度的に再生能力が上がった結果その姿は変わる。

延髄から中枢神経や脳幹を侵食しているNE-α型も大きくなっている。状況に応じて成長しているようだ。

ネメシス第2形態背面廃工場
ネメシス第2形態背面廃工場

上半身のコートを失った結果、触手が肥大して攻撃性が上がった。

ネメシス第2形態廃工場
ネメシス第2形態廃工場

腕は火器の使用に適さない形状となったが、 複数の触手はそれをおぎなってあまりある強力な攻撃手段である。


追跡者ネメシス-T型第二形態

ネメシス第二形態前
ネメシス第二形態前

コートが損傷し川に落ちた時に魚を食べたため細胞が変異?魚のようなヒレがあるのがわかる。また水中から勢いよく飛び出すことが可能。

ネメシス第二形態横突起
ネメシス第二形態横突起

Gバーキン同様、細胞の活性化により体格が大きく変化し足だけでは全身を支えられなくなったため四足歩行による移動方法に変化した。

四足歩行になったことでGバーキン同様移動速度が上昇したがその分体重も増えているので俊敏性は大幅に下がった跳躍力は格段に上がった

むしろ弱くなっている。抹殺することを目的としているがジルを捕食するようになっており少し暴走し始めている。

腕をジルによって切断されるが即再生。再生時、元の腕ではなくなっている。触手が異常に発達した結果である。

ネメシス第二形態触手
ネメシス第二形態触手

追跡者ネメシス第三形態

ネメシス第三形態正面通常
ネメシス第三形態正面通常

溶解液を大量に取り込んだ結果、リベレーションズのグロブスター同様水分を多く含み巨大な肉塊に成り果てた。

しかしながら、その再生力は凄く全身が溶けながらも再生を続けている。

というのも外側は上記のような形状だが内側に本体を隠しており、ぶよぶよ>殻>本体と二重の防御壁を生成している。つまり防衛本能である。

全身が肥大化する中で支えるために壁に触手を伸ばし固定している。

良く見ると体がドロドロと流れていっているのがわかる。

先ほどの影響で全身は並大抵の銃火器が効かないほど硬くなっているが体のあちこちに腫瘍ができ弱点になっている。

ネメシス-T型の形態の中で最も強い。巨大になった影響で移動こそできないものの腕部の筋力が異常に発達目にも留まらぬスピードで攻撃をすることが可能になった。また攻撃パターンも複雑になりジルとの戦闘でNE-α型が成長しているのがわかる。

ネメシス第三形態咆哮
ネメシス第三形態咆哮

おそらく最もジルを抹殺しようとしているように見える。本能と命令の両方がネメシスをそうしたのだろう。

フィンガーと呼ばれるレールガンでトドめをさしたはずだった…?


追跡者ネメシス第3形態

ネメシス第3形態背面
ネメシス第3形態背面

度重なる損傷と再生によって、タイラントとネメシスの細胞が主導権を奪い合った結果原型をとどめない怪物へと変貌した。

無くなった手足の代わりを触手の異常発達で補っている。頭部は無くなったがNE-α型が捕食·吸収のための器官を形成しているため脳の代わりになっている。

体にある水泡は処理ルームの廃液を取り込んだ結果、毒素を含んだ強酸性の膿ができた。破裂をコントロールしているのかはわからないがそれで攻撃してくる。

ここまで異様な姿に成り果ててもなお目的はジルの抹殺のみである。

タイラントにはダメージの蓄積によるに攻撃的な突然変異と知能の低下という兵器としての致命的欠陥があった。その欠陥をダメージ耐性の向上という改良によって解決した。

しかし結果としてはご存知の通り、タイラントの頭脳を破壊されたことで、NE-α型の生存本能がアンブレラのコントロールを上まわり制御不能な暴走状態になってしまった。

パラケルススの魔剣というレールガンで再生不可能な状態まで陥る。最後はジルのマグナムでとどめを刺す。

ジルマグナム
ジルマグナム

寄生生物NE-α型とは

NE-α型 ネメシス
NE-α型 ネメシス

通称ネメシスと呼ばれる寄生生物。

洋館事件といえばよくご存知の事件だろう。クリスとジルの秘めたポテンシャルの高さ、そしてウェスカーの裏切り。並大抵の人間なら即死あるいはなんとか生き延びたとしても研究所までは辿り着けなかっただろう。だがしかし彼らの働きのおかげでゾンビだけでなくハンターやタイラントとの戦いで得られた貴重な実戦データがこのネメシスのさらなる開発を後押ししたと言っても過言ではない。

この研究データからアンブレラの生物兵器研究チームは、T-ウィルスによって作られたB.O.W.は商品にできないほどの低い知性しか持ち合わせていないという事実を改めて認識するに至った。

究極の完成体と称されていたタイラントでさえ、 命令を満足に実行することはできなかった

この結果に対し、各支部の研究チームはそれぞれに異なるアプローチで知性向上の可能性を模索することになる。

その回答のひとつとして提示されたのが、 アンブレラヨーロッパ で開発がされていた「知性のある寄生を用いたB.OWの能力を強化」 である。その頭脳をも完全に支配下においてコントロールしようという独創的な、 そしてより悪魔的な生体改造方であった。そうして開発されたのが、寄生生物「NE-a型」通称ネメシスである。

細胞レベルで生物兵器の脊髄に移植されると、その体内のTウィルス細胞を取りこんで増殖し延髄付近に独自の脳を形成する。同時に中枢神経を侵食して宿主の前頭葉を破壊し、残る腦機能をすべて自己の脳と連動するよう神経回路を改変してしまう。このようにしてネメシスは宿主に成りかわって思考をつかさどり、肉体を我がものとして完全に制御するのである。

NE-α型と量産型タイラントT103を合わせた「ネメシス-T型」は複数存在するが中には培養過程で自我が芽生え、仲間とともに施設からの脱走を企てたという研究データもある。

これは悪いことではない実験体の知性が飛躍的に向上したことを示している。この研究は成功へと確実に進んでいる。

だが、S.T.A.R.S.との戦闘データによりやはり、自我の芽生えが顕著に出ている。このままではB.O.W.としてアンブレラによる制御はできないだろう。


プロト・ネメシス

第3段階の生体生物兵器の開発として新たにフランスの研究所で開発されていたNA-α型ネメシスのプロトタイプ。

なお、遺伝子操作によって人工的に創られた寄生生体である。

知能だけを特化させた生体であるため単体では何もできない。

従来までは始祖やTの副作用である知性の低下を減らす研究がされていたが、他の脳に知性のあるモノを寄生する事によって知能を支配しようと考えたのである。

知能に特化したネメシスと戦闘に特化したモノを合わせることで命令を聞く兵器を作ろうとしたのである。

しかし、これには問題があった。

寄生する側と寄生される側で優劣が付き寄生する側が完全に乗っ取ってしまうため寄生される側は死亡してしまう例が多数報告されている。

未完成のプロトタイプ。危険なことは承知である。

また、バーキンによりリサ・トレヴァーに寄生させる実験もされている。しかし、研究報告のような寄生される側の死亡という結果ではなかった。

なんと、寄生される側のリサ・トレヴァーが寄生する側のネメシスを取り込んでしまった。

この時、ありとあらゆる実験により様々な試薬を投与されたリサ・トレヴァーの中で何かが覚醒したのである。

これがGウイルスの始まりである。

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