セルゲイが本当に成し得たかったこととは バイオハザードアンブレラクロニクルズ 考察

セルゲイが本当に成し得たかったこととは バイオハザードアンブレラクロニクルズ 考察

セルゲイがニコライに宛てた書簡

セルゲイがニコライに宛てた書簡 バイオハザードアンブレラクロニクルズ 読解時系列考察

この続きの記事になります。こちらを読んでいない方はまずこちらからお読みください。

では続けます。

セルゲイがニコライに宛てた書簡ではアンブレラに対する怒り(嘆き)のようなものもありました。

ということはセルゲイがアンブレラに忠誠を誓うというのは少し不自然に思えます。

セルゲイは本当にアンブレラのことを第一に考えているのでしょうか?

セルゲイがアンブレラロシア支部のコーカサス研究所でテイロスを作る理由

なぜセルゲイはロシアのコーカサス研究所でテイロスを作っているのでしょうか?アンブレラの本拠はヨーロッパにあるともいわれています。

ラクーンシティは滅菌作戦で壊滅したのでアメリカのアンブレラは無いとしましょう。しかしながらヨーロッパにもアフリカにも日本にもアンブレラ関係の施設はあります。なぜロシアのコーカサス研究所なのでしょう。

これから考えられるのは彼が本当にしたかったのは「アンブレラの復活ではなかった」ことを意味しているのではないかと考えられます。

いつの日か我が祖国が大国として復活するなら、私はどんな苦難にも耐え、血の対価を惜しまないだろう。たとえこの身を斧で切り刻まれても構わない。

バイオハザードアンブレラクロニクルズ/セルゲイがニコライに宛てた書簡

アメリカといえば大きな国です。(面積じゃ無いよ!)そしてロシアがソ連の時というのはソ連VSアメリカという状態でした。そして現在はアメリカのほうが強いつまりソ連はアメリカに負けたというこの事実があるのです。

そして彼はソ連軍の兵士です。

セルゲイはアンブレラ復活を夢見ているような演出が見られますが彼が本当にしたかったのはソ連の復活ではないでしょうか。ロシアがもう一度世界の頂点に立つ世界つまり、当時のソ連のような大国になってほしいのです。そしてもう一度軍人としてその生を尽くしたい。そのためのアンブレラ。

10人のクローンを生贄にアンブレラを利用し祖国の復活を企んでいたのかもしれない。

アンブレラクロニクルズの作中ではアンブレラにしがみつくキャラクターとして描かれていますが、アンブレラにしがみつくことすらも呪縛という演出なのではないかと考えられます。

そのように考えると先ほどの文章の若干の意味の分からなさが解決したのではないでしょうか?

小説版では違う

小説版を読んだことのある人からするとそもそもの話、セルゲイに自傷癖があったという話になります。

が小説版って複雑なシナリオ構成にするとバイオハザードみたいなキャラゲーの小説を書く上で邪魔になるのでわかりやすい感動話を入れたりします。リサトレバーに関してはウェスカーに殺されたかったから洋館でウェスカーに戦闘を挑んだという風になっています。

もし話の冒頭に黒幕が実は黒幕の組織を裏切るなんていう文言があったらどうなります?面白くないです。

つまりゲーム版の面白い所はゲーム本編をプレイした後にファイルを読むとその人物のキャラ設定が広がるところにあります。

正直な所答えはありません。意外とそういうところがバイオにはあるんです。皆さんにもバイオハザードの思い出があると思います。それって全部カプコンさんがうまく話が膨らむようにあえて謎にしている部分だとかがあるんだと思います。

つまり本編シナリオのわかりやすい辻褄合わせでライターさんが書いていると。バイオハザードシリーズの別媒体作品は「あなたの企画良いですね設定はカプコンがめっちゃ教えるから作ってね」という方針です。(突っ込んで聞かないで。なんとなくそんな感じって感じだと感じていく感じで(・_・))

実際ガンダムのポケットの中の戦争という作品では本来死亡するはずのキャラが生存エンドを迎えるというシナリオになっていたりします。その理由は「パラレルでもいいから死亡してほしくない」だととか。あの作品ガンダム好きじゃなくても戦争について考えさせられる作品なのでぜひとも見てほしい。

(え?急にガンダムの宣伝?!)

という感じで小説版に続編が出るならバイオハザードの映画のように独自設定を盛り込んで話次回作で伏線回収したりする流れができますが小説版はそれだけで完結させなければなりません。

素体を回収している謎

「テイロス素体回収が先だ」

という言葉の後で黄道特急事件は終わり次の洋館事件のレベッカの話に繋がります。

そしてそこで謎の人型の袋を持ったイワン(セルゲイの仲間のBOW)が現れます。おそらくこれがテイロスの素体だと考えられます。

その後ラクーンからアンブレラのコンピューターをスペンサーと一緒に持ち出し、テイロスの研究をしています。

幹部の割にはスペンサーの手帳に名前が無い

バイオハザード5で登場するスペンサーの手記にセルゲイという名前がありません。時系列的に名前が無いのがおかしいんです。だって冒頭に

たった今、ラクーンシティが消滅したとの報告を受けた。

バイオハザード5/スペンサーの手帳

ということはこの手記が書かれたのは1998年10月1日以降。少なからずその日に近いはずである。

そしてその後に

困るのは“器”にしがみつくしかない無能な社員どもだけだ。始祖ウィルスの秘密さえ守られれば、いつでも再興できる。その為の準備は、抜かりなく行ってきた。
(中略)
残される資料はレベル10の情報にアクセスできる上級幹部の記憶だけに限られ、それ以外の者は研究所の存在と同様の運命をたどる。全ては完璧な機密保護のためだ。宝の在り処を知る者は、少なければ少ないほどいい。

バイオハザード5/スペンサーの手帳

そしてその後に幹部たちの名前として

○レベル10
オズウェル・S(死亡)
ヘニング・P(投獄中)
マサキ・T(死亡)
ジェニー・K(所在不明)
カルロス・M(所在確認→情報収集後、殺害)
○レベル9
ブランドン・B(死亡)
フランク・E(死亡)
イザベラ・C(死亡)
グレッグ・A(死亡)
リー・D(死亡)
マイケル・K(死亡)
イーサン・W(死亡)

バイオハザード5/スペンサーの手帳

まずこのファイルはウェスカーがスペンサーの手記を殺害後に盗んだと考えられるものである。そしてその後上級幹部のページをウェスカーがコピーしウェスカーがその生死を記載したものであると考えられる。

と考えるとなぜ上級幹部の中にセルゲイの名前が無いのか。この手帳はバイオハザード5のロストインナイトメアーズの時に入手したものであるはあるがこの上級幹部たちが表記されているのは1998年時点のはずである。

ということはセルゲイはスペンサーの信頼を全然得ていなかったのではないかという結論に至る。

スペンサーもまた利用できるものは利用するタイプの人間。マーカス暗殺したりトレヴァー一家を実験に使ったりと。

そもそもセルゲイにはスペンサーの考えではないというような行動が多くみられる。洋館事件でレッドクイーンを起動したのはセルゲイ。洋館からテイロスの素体を取りに行ったのもセルゲイ。アンブレラのコンピューターを持ち出そうと考えたのはセルゲイ。テイロスの研究を勝手にしていたのはセルゲイ。

こう考えてみるとセルゲイもまた自分のために行動していたとも考えられる。

「アンブレラのために」という発言は本当にアンブレラを想っての発言なのだろうか?祖国の復活のためにその強大な組織を利用したかっただけなのかもしれない。

セルゲイが本当に成し得たかったこととは バイオハザードアンブレラクロニクルズ 考察 終わりに

バイオハザードアンブレラクロニクルズのゲーム内ではひたすらアンブレラ大好き男として描かれていますがバイオハザードといえばファイル!ということでファイルも合わせてみるとこのような解釈ができます。

このファイルがあるだけでかなり設定が変わってきます。

ファイルが無ければただのドエム野郎なんですがね。なので基本的に僕以外のサイトや解説などではこの部分に関しては一切記載がありません。ストーリーの流れとファイルの合成をした時に初めてこのような解釈になるので。毎度のことですが考察なので現時点ではこのような解釈だと思いますという感じに。

バイオハザード7の家族も作中とファイルでは印象が違いますし。そのような仕掛けになっているように思います。

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