なぜイーサン・ウインターズはエヴリンの支配が効かなかったのか? バイオハザード7考察
目次
なぜイーサン・ウインターズはエヴリンの支配が効かなかったのか? バイオハザード7
前書き 公式設定を無視しないでください
僕の考察というわけでもなく公式設定にこれらに関する記載があります。バイオハザードシリーズはファイルの時系列が入手順と違うのでややこしくなると思いますが内容自体は時系列を考えなくてもいいのでその点を含めての解説や考察を行っていきます。
おおよその流れ
まず、イーサンは特異菌に感染しています。そして、エヴリンの支配を少しづつ受けるようになります。しかしながら最終的にエヴリンの支配は効かずE-ネクロトキシンを投与し物語は終わりを迎えます。
なぜイーサン・ウインターズはエヴリンの支配が効かなかったのか? バイオハザード7考察
エヴリンの支配のメカニズム
エヴリンの支配のメカニズムは
マインドコントロールの方法はエヴリンと対象の皮膚と皮膚の接触による精神支配を促す物質の転移によるものでその中でもよく反応する個体に精神の暗示をかけていくものです。
意味を考える バイオハザード7 エンディング翻訳読解考察解説 ネタバレより
というものになっています。つまり感染者の心に暗示をかけていくというものです。
そもそも絶対に効く保証は無い。
そもそもの話ですが…エヴリンって本当にコンセプト通りの人を支配する力があるのでしょうか?
以前からバイオハザード7の考察記事内で支配に成功、支配に失敗という言葉を用いて解説や考察を行っています。
つまり、失敗する可能性もあるということです。実際ミア・ウィンターズとゾイは完全に支配できていないキャラになります。このキャラ以外にもエヴリンの支配についてわかりやすいキャラが二人います。それがルーカスとマーガレットです。
ルーカスは一度支配された後コネクションの手によって支配から脱出します。それ以降は騙されたフリをしています。
マーガレットは日記で2週間で完全な支配を受けたことがわかります。
つまりイーサンは感染してから数時間しかたっていないのでエヴリンの支配はまだまだ完全ではありません。
また、仮に感染したとしてもゾイのように3年経っても操れない人間もいるわけです。
イーサンウインターズがエヴリンの支配に飲み込まれなかった理由
あくまでもエヴリンの支配には個体差があるわけですが今回イーサンウインターズがエヴリンの支配に飲み込まれなかった原因を考えていきましょう。
この原因についてストーリー中にヒントがあります。
1つ目はミアはから託されたエヴリンの体組織です。2つ目はジャックからの言葉です。
ミアに託されたエヴリンの体組織は最後の希望でありこれを使ってE-ネクロトキシンを生成しなければなりません。そして、エヴリンを倒すことが最終目的です。ミアから託されたことであり絶対にしなければならないということです。
そして2つ目のジャックの言葉。ジャックの精神世界と繋がった時にイーサンがジャックからの遺言を託されます。イーサンはこの言葉を胸にエヴリンを倒さなければならないということです。
つまり、イーサンはエヴリンの支配よりもミアとジャックの強い精神的な暗示があったという風に解釈できます。だからこそエヴリンの支配は効かなかったということです。