ジェイクミューラーに隠された神を倒した神 バイオハザード6考察
目次
ジェイクミューラーに隠された真実
前回までの考察記事で「神」の名前について考察を行ってきたがそうなると気になるのが神ウェスカーの子ジェイクミューラーはどうなのかである。
その点について調べていこうと思う。
まずは名前から調べていこうと思う。
ジェイクの由来
ジェイクという名前について由来を調べてみた。すると、ヤコブ:Jacob(日本表記:ヤアコブ)という言葉であった。
ヤコブとは
旧約聖書の創世記に登場する人物。ヤコブは兄から命を狙われ逃亡する運命になった。叔父の家に避難し叔父のために活躍していたにもかかわらず裏切られる。その後、
兄エサウとの和解を志し、会いに行く途中、ヤボク川の渡し(後に彼がペヌエルと名付けた場所)で神と格闘し、勝利したことから神の勝者を意味する「イスラエル」(「イシャラー(勝つ者)」「エル(神)」の複合名詞)の名を与えられる。これが後のイスラエルの国名の由来となった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%83%96_(%E6%97%A7%E7%B4%84%E8%81%96%E6%9B%B8)
(中略)
数奇な人生を送ってエジプトでファラオの宰相となっていたヨセフとの再会を遂げ、やがて一族をあげてエジプトに移住した。エジプトで生涯を終えたヤコブは遺言によって故郷カナン地方のマクペラの畑の洞穴に葬られた。
そして最後はエジプトで生涯を終える。
なおこのヤコブはジェイク編のストーリーに類似する点が見受けられる。
Cウイルスに対して高い適応能力を有している人物がもう一人存在している。それがウスタナクである。ウスタナクはとネオアンブレラの研究員である。
つまりこのCウイルスに対する適応能力の関係を兄弟に見立ててジェイクは命を狙われていると考えれる。
また叔父の存在も傭兵の男と似ている。彼もまたジェイクを裏切る。
傭兵部隊に入隊して間もない頃、ジェイクはある練達の傭兵の元で戦闘技術を叩きこまれた。彼の指導は厳しいものだったが、隊員を思いやり、部隊の存続を第一に行動する姿に、ジェイクは母親以外の人間に初めて信頼を置くことになった。
しかし、実は敵部隊のスパイだったその男の裏切りによって、ジェイクの部隊は壊滅してしまう。父のように慕っていた人間に裏切られたことは、ジェイクの心に深い傷を負わせた。この事件を機に、ジェイクは他人を信用できなくなってしまう。
その後、過酷な傭兵生活も手伝って、彼の心は荒んでいった。
傭兵部隊
さらに格闘という言葉もジェイクの攻撃にあるので何か近いものを感じる
ミューラーの由来
ミューラーという名前について由来を調べてみた。するとミラー:Millerという言葉であった。なお鏡という意味の「mirror」ではない。
Millerの意味は「粉屋、製粉業を意味する職業姓」である。
ダサい・・・なんて思ったあなた、大丈夫、僕も思ったよ( ´∀` )
ただ面白いことに粉ひきを調べると面白いことが分かる。
ヨーロッパにおいては,古代ギリシア,ローマ時代以前から,主食はパンと大麦,小麦の粥などであったから,製粉の技術と組織は日常生活のなかで大きな位置を占めていた。
https://kotobank.jp/word/%E7%B2%89%E3%81%B2%E3%81%8D%28%E7%B2%89%E6%8C%BD%E3%81%8D%29-1166820
旧約聖書にもこのことが書いてある。
「ひきうす,またはその上石を質にとってはならない。これは命をつなぐものを質にとることだからである」
訳:ひきうすとその上の石を売ってはいけない。これは命をつなぐものを売ることだからである。
つまり小麦を挽くことで多くの人間の命を救えるということ。
ということは、ジェイクミューラーといえば特殊な体質という設定。ジェイクの血によって作られたアンチCというCウイルスに対抗するワクチンを作り出す。そして世界を救う。
そのことが名前から由来しているのではないだろうか。
ジェイクミューラーとクリスレッドフィールド
ジェイクといえば父であるアルバートウェスカーを殺したクリスとの因縁がある。
クリスの名前の由来はクリスチャンです。クリスチャンとはキリスト教徒を表す。これは神であるウェスカーをSTARS時代隊長として慕うという関係を表していると考えられる。
なおジェイクの由来で神と戦ったとあるが、実は神の使いと戦ったのである。
つまり、バイオハザード6でのクリスとジェイクのクロスオーバー。
ジェイクが勝ったとは言えないがクリスに一切勝とうという気がない。
さて、ジェイクといえばエイダ編をクリアした後に見れるNEXT LEVELというムービーをご存じだろうか?
バイオハザード6発売後はこの映像のおかげで次回作はジェイクが主人公になる可能性があるという憶測が飛び交ったが実はこのシーンに隠されたものはそのような安易なものではないということが考えられる。
ジェイクミューラーとアルバートウェスカー
ここに拉致られて二ヶ月くらいか。最近、ようやくネオアンブレラの連中が話してる中国語が分かるようになった。ヤツらのトレンドな話題は、俺の親父についてだ。それとなく聞いてみると、あの栄養剤を配っていた姉ちゃんが言ってた、アルバート・ウェスカーってのが俺の親父だって話は、残念ながらマジだったようだ。
ジェイクが監禁生活で書いた気まぐれの手記
そのウェスカーが、世界を滅ぼそうとしたイカれモンスターだってのも、どうやらマジ。まさかそんな野郎が俺の親父だったとはな。まったく笑えねぇ。シェリーは、たぶんそれを知ってて俺に近づいてきたんだろう。なんで教えてくれなかった?
くそったれ。考えれば考えるだけ、頭の中がグチャグチャしてきやがる
ジェイクミューラーとリンゴが意味するもの
ジェイクはなぜリンゴを食べているのか。
ここまでの神についての考察を読んでいるとなんとなく神というワードが潜んでいる可能性がある。そこでまず思いつくのがアダムとイブの禁断の果実である。
アダムとイブといえば神に食べるなと言われたリンゴを食べ知識を得たことで神が激怒しエデン(楽園)を追放されたことはご存じだろう。つまり神に逆らったことで有名である。
さて、先ほどジェイクはなぜリンゴを食べるのかと書いたが実は本編では一切食べるシーンがない。
おそらくみなさん、ジェイクといえばリンゴ片手にかっこいいシーンが・・・と想像されたことだろう。
しかし、リンゴを食べるシーンがあるのはエイダ編をクリアした後に見ることが出来るNEXT LEVELのみ。
冒頭
冒頭のこのシーンではリンゴを食べない。敵にナイフで攻撃されリンゴを食べずに終わる。
エンディング
そしてジェイク編ラストのムービーでもリンゴは出てこない。そしてサングラスをかけるとなんとアルバートにそっくりな見た目になる。
ここでアルバートウェスカーの息子としてその父の犯した大罪を背負う覚悟で父に容姿を寄せている。
NEXT LEVEL
この衣装から推測するに中東周辺の国の可能性が高い。おそらくこの点はなんとなくで感じ取っている方も多いと思う。
中東といえば、イスラエルとエジプトという国がヤコブの説明で出てきた。
神の使いを打ち破り神に「神の勝者:イスラエル」の名を与えられる。
父であるアルバートをリンゴという禁断の果実を食べることで神に逆らったジェイクミューラー。世界を終わらせるのではなく世界を救う神になったのだと。父の屍を超えて。
最後はジェイクウェスカーと呼ばれてエンディングを迎える。
ウェスカーの名前を引き継ぐ者―ジェイクが新たな神になるのではないだろうか?
別の解釈や補足などがあれば連絡してもらうと嬉しく思います!
一様、ジェイクに関しては後付け設定キャラだと思ってる。なのでウェスカー達に比べて神に対する小ネタが薄いというか無理にそろえた感は否めない。
むしろ↓
ジェイクミューラーとシェリーバーキン
ジェイク編といえばシェリーが使える。
シェリーといえばバイオハザード2でレオンとクレアと脱出した人物である。
ラクーン事件で父ウィリアムにGを植え付けられ、クレアのおかげで抗ウイルス剤デビルでGの働きを抑制した。
その後Gを体になじませ、Gウイルスの利点のみを手に入れた。
なお、GウイルスのGはゴッド:GOD
つまり、シェリーは神と融合した人物である。しかしながらデビル悪魔を取り込んでいる。
つまり神であり悪魔である。
そしてジェイクを父とは違う道に誘惑するのである。
先ほどアダムとイブの禁断の果実について書いたがもしかすると、まだその説を信じていない人もいるかもしれない。
アダムとイブと蛇
アダム→アメリカ大統領
誘惑の蛇→悪魔で神のシェリーバーキン
イブ→???わからない???
イブ:生命・呼吸する・エヴァ・ハヴァ・ アダムが名付け親 人類初の女性、と検索すれば出てくる。
・・・バイオハザード6物語の始まりがクリスマス”イブ”
そうクリスマスイブに始まる物語、アダムの死で始まる物語、悪魔のささやきで運命を変えられた物語。
つまりこの説は明らかである。
ちなみにシェリーの名前の由来は「大切にした」「王女」である。
「大切にした」というのはおそらくバイオハザード2で初登場したのでアネットの愛のことだろう。
「王女」はジェイクに姫プされるという意味ではないだろうかと考えれる。バイオハザード2でも姫プだったのでそのことも含まれているのかもしれない。
キャラ設定的にはそのような感じだろう。
ではシェリーとジェイクの関係は何なのだろうか?
シェリーのお父さんは誰でしょうか?
ジェイクのお父さんは誰でしょうか?
そう、ウィリアムとアルバート。
欲望に飲まれ神に運命を変えられ、世界を混乱させた父親たち。
世界のため神になる運命を受け入れ、世界を救った子どもたち。
そしてその全ての責任を背負ったクリスレッドフィールド。
バイオハザード7のストーリーへと続く・・・
そして、神々が集うとき、新たな物語が終わろうとするだろう。
神の誕生 ナタリア コルダ バイオハザードリベレーションズ2考察